観測ロケットSS-520-3号機 打ち上げ
当研究室が参加するSS-520-3号機ロケット実験について、2021年11月4日(木)にアンドーヤスペースセンタースバルバードロケット実験場(ノルウェー)から打ち上げられました。太陽から放出されたCMEにより発生した磁気嵐の最中という、大規模なプラズマ流出現象の発生が期待される千載一遇の観測絶好機を捉えることができました。
打ち上げの日時は地球電磁気・地球惑星圏学会秋学会の最終日で、磁気圏研究者によるオンライン懇親会の最中でした。ロケット打ち上げの一報が入ると、懇親会参加者からは大きな歓声が湧きました。
貴重なデータセットの解析結果から、プラズマ流出現象の物理機構が明らかになることを期待しています。
写真:SS-520-3号機 打上げの様子 (クレジット:JAXA)