研究分野

私たちの研究室では、地球電磁圏から木星や土星・月・原始太陽系形成・相対論的宇宙に至る多くの領域を対象として、様々な研究手法を用いてアプローチしています。ここでは、現在私たちが取り組んでいる研究内容や、現在進行中またはこれまで携わってきた観測プロジェクトについて紹介いたします。

研究分野一覧

研究テーマ一覧

研究室・院生メンバーの研究テーマ一覧です。
■ 投稿論文や学会発表などの研究業績が、年度ごとにまとめられています。当研究室の歴代の先輩たちが、これまでにどんなテーマに取り組んできたかがわかります。

研究紹介 -最新情報-

アジア太平洋物理学会連合・プラズマ物理分科会(AAPPS-DPP; Association of Asia Pacific Physical Societies, Division of Plasma...
M1 城剛希   地球の磁気圏には放射線帯と呼ばれる領域があります。放射線帯から極域に降り込んだプラズマが美しいオーロラを作ります。 また、ときには放射線帯に存在する高エネルギー粒子が衛星に...
M1 酒井啓伍   地地球の閉じた磁力線(昼側)と開いた磁力線(夜側)を分けているカスプ領域と呼ばれる領域からはイオン化された大気(水素、ヘリウム、酸素など)が流出していることが先行研究から...
M1 坂井優大   月はマグマオーシャンという熱い時期を経て現在の形へと形成された衛星です。月形成期は火山活動が頻繁に起こっていて、マグマ噴出による玄武岩層の形成がなされ地下層が形成されまし...
M1 神田恵太朗   月面は降り注ぐ放射線や微小隕石、昼夜で300K以上の激しい温度差などの影響にさらされる、厳しい環境です。これらの影響を緩和し、月面の厳しい環境から身を守るシェルターとし...
  助教 北原 理弘   地上において空気の振動が私たちの耳に到達すると、私たちはそれを「音」として認識します。宇宙のプラズマ中を伝わる電磁場の振動(プラズマ波動)が人工衛星の計測...
M1 小野澤 秀治   地球の極域からは地球の磁場に沿って様々なイオンが流出していることが様々な観測から明らかになっています。 水素イオンといった軽いイオンは拡散していく電子に引っ張られるよ...
当研究室が参加する「脈動オーロラ研究プロジェクト」とNASAとの合同による観測ロケットLAMPが、2022年3月5日に米国アラスカ州ポーカーフラットから打ち上げられました。明滅するオーロラの発生する領...
東北大学理学研究科地球物理学専攻のWebサイトに、当研究室のSTAFFである川面先生の研究トピックが掲載されました。 タイトル: 理論とシミュレーションで解き明かす宇宙プラズマの乱流加熱 詳しくは、地...
地球の極域からは地球大気起源のプラズマが宇宙空間に絶えず流出しています。特にカスプと呼ばれる領域では、太陽風のプラズマが地球電離圏に直接流れ込むことに起因して大気が加熱され、宇宙空間に流出していく現象...