磁気圏観測衛星「あけぼの」が大気圏再突入
当研究室が搭載機器の開発に携わり、その打上から運用・データ解析研究に深く関わった磁気圏観測衛星「あけぼの」が、自然落下により日本時間2024年11月26日13時48分ごろ、南米上空(南緯26.6度、西経54.1度付近)において大気圏に再突入しました。
「あけぼの」は、その長きにわたる運用期間を通じて、太陽-地球系科学分野の新たな地平を切り開く上で重要な役割を果たしました。「あけぼの」で培われた科学的問題意識は、その後の小型高機能科学衛星「れいめい」やジオスペース探査衛星「あらせ」(ERG)にも引き継がれ、益々発展を続けています。
・JAXA/ISASウェブページ「磁気圏観測衛星「あけぼの」の大気圏再突入について」
・プラズマ・核融合学会誌 小特集 「あけぼの」衛星の四半世紀にわたる観測で明かされたジオスペースの姿と将来展望