月小規模溶岩チューブ検出に向けた地下レーダーの検討

M1 神田恵太朗

 

月面は降り注ぐ放射線や微小隕石、昼夜で300K以上の激しい温度差などの影響にさらされる、厳しい環境です。これらの影響を緩和し、月面の厳しい環境から身を守るシェルターとして注目されているのが月の地下に存在すると考えられている溶岩チューブです。

過去の観測から月面ピットと呼ばれる月面の孔が見つかっており、これがチューブの入り口ではないかと考えられています。しかし、月の溶岩チューブの観測例はごく僅かにとどまっています。

地下探査の手法として有力なのが地下レーダーで、日本の月探査機かぐやに搭載されたLRS(Lunar Radar Sounder)を含め、様々な地下レーダーが月地下探査のために運用されてきました。私たちは、まだ発見例のない小規模なチューブを検出するために最適な地下レーダーの検討をしています。