研究分野

私たちの研究室では、地球電磁圏から木星や土星・月・原始太陽系形成・相対論的宇宙に至る多くの領域を対象として、様々な研究手法を用いてアプローチしています。ここでは、現在私たちが取り組んでいる研究内容や、現在進行中またはこれまで携わってきた観測プロジェクトについて紹介いたします。

研究分野一覧

研究テーマ一覧

研究室・院生メンバーの研究テーマ一覧です。
■ 投稿論文や学会発表などの研究業績が、年度ごとにまとめられています。当研究室の歴代の先輩たちが、これまでにどんなテーマに取り組んできたかがわかります。

研究紹介 -最新情報-

当研究室が参加する「脈動オーロラ研究プロジェクト」とNASAとの合同による観測ロケットLAMPが、2022年3月5日に米国アラスカ州ポーカーフラットから打ち上げられました。明滅するオーロラの発生する領...
東北大学理学研究科地球物理学専攻のWebサイトに、当研究室のSTAFFである川面先生の研究トピックが掲載されました。 タイトル: 理論とシミュレーションで解き明かす宇宙プラズマの乱流加熱 詳しくは、地...
地球の極域からは地球大気起源のプラズマが宇宙空間に絶えず流出しています。特にカスプと呼ばれる領域では、太陽風のプラズマが地球電離圏に直接流れ込むことに起因して大気が加熱され、宇宙空間に流出していく現象...
地球の極域でみられるオーロラは、地球磁気圏から磁力線に沿って降り込んでくる高エネルギー粒子が、超高層大気の中性原子や分子と衝突することにより発生します。オーロラは、カーテン状のディスクリートオーロラと...
M1 礒野 宇宙にはプラズマと呼ばれる、エネルギーの高い粒子が多数存在しています。特に地球周辺の地球磁気圏と呼ばれる領域ではプラズマが地球の磁場や太陽風の影響を受けて様々な振る舞いをします。地球磁気圏...
 地球の固有磁場は、外核で生じるダイナモにより生成・維持されていると考えられています。外核は鉄を主成分とする金属流体により構成されています。外側境界である核-マントルからの冷却により、外核には地球中心...
准教授 熊本 レーダ(サウンダ)は,非接触・非破壊で月・惑星内部を探査する有力な手段です.1970年代のApollo 17による月低緯度上空からの地下探査以降,2000年代には欧州・米国の探査機(ME...
  助教 川面 洋平   ブラックホールの周りを回る降着円盤や太陽から吹き出る太陽風など,さまざまな天体現象はプラズマによって支配されています.これらの宇宙プラズマは私達の日常生活...
大家 寛 客員研究者―東北大名誉教授 1.創造性強い研究として この研究は東北大学電磁気分野(俗称大家研)の木星電波干渉計(図1)で、木星電波データにまぎれこんだ怪電波の解明をきっかけに始まった。19...
M2 齋藤 幸碩   皆さんは、「オーロラ」がどのように発生しているかはご存じでしょうか?オーロラとは、惑星周囲の宇宙空間である磁気圏から「高エネルギー電子」が惑星の大気に突入し、大気粒子と...